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アメリカで働く前に知るべき5つの文化

ブレナー真由美

ブレナー真由美@カリフォルニアです。「アメリカと日本の文化の違い」について、特に大切な5つをお伝えします。

香港からアメリカカリフォルニアに家族で移住をしてきて8年になります。

日々様々なバックグラウンドの人たちと接しています。

仕事だけではなく、

  • 娘の高校のPTSAの役員をしたり
  • ご近所さんだって左隣はニューヨーカー
  • 右隣はペルシャ人の80半ばのお婆さん
  • その隣はパキスタン人ファミリー。

日々、こんな環境で生活をしています。

日本とアメリカは同じ先進国でありながら、働き方や考え方は大きく異なります。

これを知らずにアメリカで働き始めると
「え、そんなこと言っていいの?」
「なんで上司に確認しないの?」
と驚くことも。

逆に言えば、この違いを理解しておくと、転職活動や新しい職場でスムーズに馴染むことができます。

目次

「言わなきゃ伝わらない」文化

    日本では「空気を読む」ことが大切にされますが、アメリカでは言葉にしないと伝わりません。

    沈黙=同意ではなく、「発言しない=存在しない」と捉えられることすらあります。

    ここは、日々の生活でも、アメリカ人の私の旦那さんとの会話だってそうです。

    20年連れ添っていますが、今でもPls. explainとよく聞かれます。

    プロセスより「結果」が重視される

      日本では「どんなに努力したか」も評価につながります。

      一方、アメリカでは結果で語る文化。

      途中経過を細かく管理されることは少なく、自分のやり方で進める自由があります。

      ここは、かなり自由に一人一人が責任をもって仕事をしているなと感じることが多々あります。

      例えば、お店で商品を取り替えたいなど簡単なクレームで行くとマネジャーを呼ぶ前に、担当が出来る限りの対策を考えて客に提案をしてくれます。

      フラットな組織と「権限を持つスタッフ」

        日本のように「上に確認」「さらにその上に確認」と時間をかけるのではなく、スタッフでも権限を持ち、意思決定が速いです。

        自由に意見を言える環境も歓迎されます。

        この点は、日本へ一時帰国をした時に顕著に感じることです。

        日本では上へ上へとなり、いつになったら答えを出してくれるのか時間ばかりがかかりしびれを切らしています事も多々あります。

        多様性への配慮は必須

          アメリカの職場には、宗教・文化・食習慣・政治的背景など、多様な人がいます。

          例えば:
          宗教:キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教など幅広い

          食事の制限:
          イスラム教 → ハラル
          ユダヤ教 → コーシャ
          ヒンドゥー教 → 牛肉を食べない
          ベジタリアン・ヴィーガン・グルテンフリーも一般的
          ランチやイベントで「なぜ食べないの?」と聞くのはNG。

          「食べられるものある?」と一言添えるだけで、信頼関係が築けます。

          私の家庭はユダヤ教なので、集まりに行くことも多く、特にコーシャーなのかどうか?主には豚と甲殻類を食べないので、そこは気を遣うところです。

          「お客様は神様」ではない

            日本では「顧客第一」で、時にスタッフが犠牲になることも。

            アメリカでは「スタッフを守る文化」が強く、理不尽な要求をする顧客には毅然と対応します。

            まとめ

            アメリカの職場には、自由・多様性・成果主義が根付いています。

            この5つを理解しておくと、転職活動や面接の場面でも「自分がアメリカの文化にフィットできる人材だ」と伝えやすくなります。

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